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2024年10月18日 倉敷翠松高等学校の倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」に参加し、出前授業を行いました

倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」が、10月18日に倉敷翠松高等学校で行われ、倉敷市内の企業など計15社・団体が参加し、当社も授業を行ってきました。

 

倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」は、中学生の皆さんに様々な職業に対してより理解を深めていただき、将来地元就職をイメージできるよう、企業が中学校へ出向き、仕事の話をしたり、サービスを紹介したりする事業として3年前に初めて開催され、当社は初年度から参加しています。また、昨年からは倉敷市内の高校も対象となり、今回翠松高等学校で出前授業を行うことになりました。

最初に、当社や建設業についての説明、倉敷市内の当社が施工した物件の紹介をしました。

その後、現場監督として働いている社員が、現場監督の説明を行った後、全員に測量機器「レベル」の操作体験をしてもらいました。

レベルの見方やスタッフ(標尺)の読み方を事前に説明してから測ってもらいましたが、皆さん正確に数字を読んでいました。

レベルの操作体験の後、4~5人のチームに分かれて、ペーパータワーゲームをしてもらいました。チームビルディング(チーム内のメンバーが協力し一丸となって目標の達成を目指すこと)を目的として様々な研修で行われているゲームですが、今回は施工管理の難しさを体験してもらいたいと思い、実施しました。

3分の相談タイムのあと、5分間の作成タイムで、できるだけ高いタワーを作ってもらいました。同じ時間・材料・人数でタワーを作った結果、異なる高さのタワーができあがりました。途中で倒れてしまっては記録なしとなるので、倒れないよう紙を何枚か重ねて作るチームや、逆に高さ重視でどんどん紙を積み上げて高くしていったチームなどがありました。

 

ペーパータワーを作るだけでも、作り方の違いで、高くなったり丈夫になったりといろいろなタワーが出来上がります。現場監督は、決められた条件・予算・工期の中で様々なことを考えて計画を立てて、構造物や建物を創っています。今回のゲームで、現場監督の大変さを少し感じてもらえたのではないでしょうか。

 

建設業について、高校生の皆さんにも分かるように、専門用語や難しい言葉を避け、簡単な言葉で説明したつもりですが、うまく伝わったでしょうか。専門用語を簡単な言葉に言い換えることは難しい作業で、参加した社員にとってもいい勉強になりました。

今回の授業が、建設業を身近に感じるきっかけになり、将来の進路選択の参考になればうれしいです。