倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」が、９月27日に倉敷市立東中学校で行われ、倉敷市内の企業など計８社・団体が参加し、当社も授業を行ってきました。

倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」は、中学生の皆さんに様々な職業に対してより理解を深めていただき、将来地元就職をイメージできるよう、企業が中学校へ出向き、仕事の話をしたり、サービスを紹介したりする事業で、昨年から開催されているものです。

前半は、建設業や当社の施工物件、東中学校の近隣で行っている工事の説明をしました。東中学校近くの施工物件は、生徒のみなさんも知っていたり、実際に訪れたりしたことのある物件が多かったようです。

後半は、レベル（測量機器）を使って測量体験を行いました。レベルの使い方やスタッフ（標尺）の読み方の説明を行った後、スタッフの読み方の練習問題を出しましたが、初めて見る道具のため、多くの生徒さんが苦戦していました。

その後は、レベルで教室の床を数か所測り、高低差があるかを調べてみました。実際にレベルを操作してみると、ピントが合わなかったり、スタッフが正確に読めなかったり…。皆さん悪戦苦闘していましたが、最後はしっかり測量できていました。

建設業のことを、専門用語をできるだけ使わず、中学生の皆さんが分かりやすいように説明することはなかなか難しいことで、事前準備や当日の授業は社員にとって大変勉強になるものでした。

今回の授業が、建設業を身近に感じるきっかけになり、将来の進路選択の参考になればうれしいです。